「カーブも切れるし、直球は高めにいく」ZOZOマリンで12イニング無失点と好投を続ける!
ソフトバンクは1日、ロッテとのカード最終戦を10-2と大勝した。ソフトバンク先発の石川柊太は2回、一死一・三塁から二者連続三振を奪うと、3回は二死二塁で佐藤都志也を空振り三振に仕留めた。4回も二死三塁で中村奨吾を空振り三振、6回は一死一・三塁から角中勝也を遊飛、山口航輝を三ゴロに打ち取った。
得点圏に走者を背負うも後続を抑える好投を見せ、6回104球6安打6奪三振無四球無失点で4勝目を挙げた石川。1日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも石川の投球内容に注目が集まり、仁志敏久氏は「変化球が非常に良かった。カーブでストライクもとれるし、いろんな球を見せた後にすっと曲がるカットボールが決まっていた」と称賛した。
ZOZOマリンで12イニング無失点と相性の良さを発揮する理由について、平松政次氏は「球場が風で荒れて、石川の投球も荒れる。石川は本当にコントロールが良くない。カーブも切れるし、直球は高めにいく。投球が荒れて打者の照準が合わないから、調子が良いのでは」とマリン特有の風の影響だと語った。
岩本勉氏も「風を上手く味方につけているというのが石川への寸評。僕もカーブピッチャーだったので、マリンでは結構投げやすいと思っていた。カーブの曲がりが大きくなってくれたような気になるし、落ちる球や沈む球もいつもより変化が120%くらいに上がってくれるので、風と友達になれたら良い試合を作ることができた」と自身の経験を踏まえて解説し、「そういうコツを石川も掴んでいるのだと思う」と分析した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』