新守護神・柳川大晟がまさかの3失点「今日は自分の持ち味を出さずじまいにノックアウトされてしまった」
日本ハムは1日、西武とのカード最終戦で5-6xと逆転サヨナラ負けを喫した。2点リードで迎えた9回、4番手の柳川大晟が1安打2四球で二死満塁のピンチを背負うと、続く栗山巧に押し出し四球を与えてしまう。さらに代わってマウンドに上がった池田隆英が、元山飛優にサヨナラ打を放たれた。
2試合連続の逆転負けで、2カード連続負け越しとなった日本ハム。1日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、誤算となったリリーフ陣への指摘が相次いだ。
岩本勉氏は「今まで強い強いリリーフ陣とうたってきたが、調子の良いリリーフ陣だったからこそ、登板過多で少しの疲れが見え隠れしている」と分析。
特にこの日3失点の柳川に対して「抑えを任されていた柳川が、今日は自分の持ち味を出さずじまいにノックアウトされてしまった」と語ると、平松政次氏は「今日はボールがばらばらになっていたが、肘の角度が変わってきている。肘の角度は毎球同じフォームでないといけない」と乱調の原因を挙げた。「その辺ができたら体も柔らかいし大きいし、十分使えると思う」と今後の柳川の投球に期待を込めた。
来週は首位・ソフトバンクとの2連戦も待ち受ける日本ハム。岩本氏は「ソフトバンクは短期決戦で戦う確率が非常に高いチーム。お前たちの顔は見たくないというくらい、嫌がることをしたい。相手が戦いにくいと思うような野球を、展開として出していきたい」と助言を送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』