「相手も研究してくる、それでもこの結果が残せる」首位・広島打線を抑えチームも4連勝!
DeNAは3日、広島とのカード初戦を5-1で勝利した。DeNA先発の東克樹は、初回三者凡退と上々の立ち上がりを見せる。2回は二死から連打を浴び一・三塁のピンチを背負うも、會澤翼を三ゴロに打ち取った。3回から5回まで広島打線を三者凡退に抑え、6回と7回は走者を許すも無失点で切り抜ける。8回に二死一・三塁から末包昇大に適時打を打たれ1点を失い降板となったが、7回2/3・7安打4奪三振無四球1失点の好投で12勝目を挙げた。
32試合連続クオリティースタート(6回以上自責3以下)を達成した東に対し、3日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも注目が集まった。
東の安定感について五十嵐亮太氏は「体調管理がまず一番。あとは自分の持っているパフォーマンスを安定して出せるというところだが、体調はその日によって違う。東はその時その時によって合わせられるのだろう」と分析。「今日はこういう感じだから前回とは違う投球をしようという割り切りとか、その日に自分が何ができるかという選択が上手いと思う。捕手の要求したところに投げられるかどうかも状態によって変わるので、その波が小さいということ」を東の長所として評価した。
さらに谷沢健一氏が「今日で12勝だが、2敗というのがすごい。2つしか負けていないのは、四球をほとんど出さないところに要因がある」と制球力の高さに言及すると、五十嵐も「相手も研究してくる。それでもこの結果が残せるというのは、やはりある程度相手のデータも入りながら全てコントロールできているということになる」と称賛を惜しまなかった。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』