日本ハム・田中正義 (C)Kyodo News

◆ 柳川は8月に月間8セーブも前回登板で初の失敗

 日本ハムは序盤のリードを守り抜き、ソフトバンクに6-3で勝利。連敗を「2」で止め、貯金は再び「12」となった。

 ソフトバンク先発のリバン・モイネロに強烈な先制パンチを浴びせた。初回、1番・万波中正が17号の先頭打者アーチを左翼席へ運ぶと、そのあと無死二、三塁の好機作り、4番フランミル・レイエスの右翼線2点適時打で3-0。新助っ人はこれで1951年の大下弘、2007年の森本稀哲に並ぶ、球団記録の24試合連続安打をマークした。

 さらに7番・上川畑大悟の左前打などで一死満塁とし、8番・伏見寅威の左前2点適時打で5-0。3回は5番アリエル・マルティネスが12号ソロを右翼テラス席へ運び、試合前時点で防御率リーグ1位(1.64)のモイネロから6点を奪った。

 援護を受けた先発の伊藤大海は、7回5安打3失点の好投でリーグトップタイの11勝目(4敗)。3点リードの9回は、約1ヵ月ぶりの一軍登板となった田中正義が17セーブ目(3勝3敗)で締めた。

 3日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』では、日本ハムの抑え起用について議論。番組MCを務めた高木豊氏は「日本ハムは打つ方はそんなに心配していない。問題は中継ぎと抑え。田中正義が戻ってきましたけど、柳川(大晟)と田中正義、抑えを一人に決めた方がいいのか、それとも流動的にした方がいいのか、どう思いますか?」と試合の解説を務めた五十嵐亮太氏に意見を求めた。

 これに、現役時代にセーブ王のタイトル獲得経験のある元クローザーは「チームとしては一人で固定できた方が絶対いいと思います」と即答。「ただ、固定できないんだとしたら、併用しながら状態や相手を見ながら変えていくのも必要だと思います。状況によって変わってくるのかなと思います」と回答した。

 田中が不在だった8月は、育成出身の柳川が月間8セーブを記録するなど奮投。しかし、前回登板の9月1日西武戦(ベルーナドーム)で2点リードを守れず、初のセーブ失敗でチームも手痛い逆転サヨナラ負けを喫していた。

 五十嵐氏は「柳川も良いピッチングをしていた」と背番号95のポテンシャルを評価しつつ、「チームとしてはどちらかが9回にハマってくれればいい」と現実的な意見。レギュラーシーズン残り23試合、そしてCSへ、新庄剛志監督の舵取りに注目が集まる。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』

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ベースボールキング編集部

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