東克樹、モイネロはそれぞれ2度目の受賞に
日本野球機構(NPB)は10日、8月度の「大樹生命月間MVP賞」を発表。セ・リーグでは東克樹投手(DeNA)と近本光司外野手(阪神)が、パ・リーグではモイネロ投手(ソフトバンク)とレイエス外野手(日本ハム)が受賞した。
昨年9、10月度以来となる2度目の受賞となった東は8月、4試合に先発登板しリーグトップタイとなる3勝、リーグトップの防御率0.90の好成績をマーク。昨年、投手2冠に輝いたエース左腕が、混戦の順位争いにあるチームをけん引する活躍を見せた。
入団6年目で初受賞となった近本は、全25試合に一番打者として出場、打率.390、21得点、39安打、6盗塁、出塁率.470の5部門でリーグトップの好成績。打者部門での阪神からの受賞は、昨年9、10月度受賞の佐藤輝明選手以来となった。
2024年6月度以来2度目の受賞となったモイネロは、8月度4試合に先発登板し、リーグ2位タイの3勝をマーク。外国人投手の年間複数回の受賞は2002年5月度、6月度受賞のJ.パウエル(近鉄)以来の快挙となった。
来日1年目で初受賞のレイエスは、リーグトップの打率.403、出塁率.429、リーグトップタイの31安打、リーグ2位の8本塁打、リーグ2位タイの23打点を記録。6年振りのCS進出を目指すチームを大きく勢いづけた。