3ヶ月ぶり復帰登板で奪三振ショー
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)が現地時間10日のカブス戦に先発登板。日米通じて初となった今永昇太との投げ合いを4回1失点という投球で終えた。
山本は初回、先頭打者ハップからカーブで空振り三振を奪うと、続くスワンソンはスプリットで空振り三振。さらに、鈴木誠也との日本人対決では、フルカウントから97.6マイル(約157.1キロ)のフォーシームを外角いっぱいに投げ込んで見逃し三振。三者三振の好スタートを切った。
2回表、先頭のベリンジャーから4者連続となる三振を記録。しかし、単打2本で二死一、二塁のピンチを背負うと、7番クロー・アームストロングの放ったゴロ打球を一塁手フレディ・フリーマンが捕球できず、打球が一塁ファウルゾーンを転々とする間に二塁走者が生還。不運な安打により先制を許した。
打線が同点に追いついた直後の3回表、先頭のハップをスプリットで空振り三振、スワンソンはフォーシームで見逃し三振と再び連続三振。最後は鈴木をカウント2-2からワンバウンドのスプリットで空振り三振に仕留め、1回表に続いて上位打線を三者三振に封じた。
4回表は一死から安打で走者を出すも、6番ブッシュを一ゴロ併殺打に打ち取り、この回限りで降板。4回59球を投げて4安打、無四球、8奪三振、1失点という投球。6月15日のロイヤルズ戦以来、3ヶ月ぶりの復帰を果たし、今季成績を6勝2敗、防御率2.88としている。