ブルペンで投球練習するロッテ・八木彬(撮影=岩下雄太)

 「すごくいい感じです。前も上で良かったですし、その自信が繋がったのかなと思います」。

 ロッテの八木彬はツーシームに手応えを感じている。

 八木は「前の真っ直ぐは怖さがないというか、強さがあるけど怖さがない。綺麗すぎると感じだったので、もっと球的に汚く、変化してやった方が打ち取れるんじゃないかなと二軍監督に言われてそれでやってみたらハマったみたいな感じです」とサブロー二軍監督の助言でシーズン途中からツーシームを投げるようになったが、ツーシームを投げるようになったことで投球面での変化は何かあるのだろうかーー。

 「あんまり右バッターのインコースを投げてこなかったんですけど、投げてみて幅が広がっています。フォーク、スライダーは全部空振りとかしてくれたり、ボール球でも食らいついてくれたりというのがあったので、投球的には楽になったのかなと思います」。

 スライダーを見ていると、再昇格後初登板となった9月7日の楽天戦、0-3の6回先頭の浅村栄斗をインコースのツーシームで追い込み、1ボール2ストライクから空振り三振に仕留めた142キロのスライダーはいつもより球速が速く、縦に落ちる軌道だった。「ちょっと力が入って曲げにいって大きく曲がったという感じです」と明かした。

◆ ツーシームを主体の投球

 話を再びツーシームに戻すと、習得するにあたって、誰かに聞いたり、参考にしたりしたのだろうかーー。

 「二軍投手コーチの大谷コーチにもともとシュートピッチャーでということで細かく教えていただいて、いろいろ相談しながら試行錯誤しながら投げていったら、よくなりました」。

 現在はツーシームを主体にして投げているが、今季を迎えるにあたって、ストレートの強さを求めオフは自主トレに励み、開幕直後の4月17日の取材でも「やってきたことがちょっとずつできているかなという印象で、それができたら当然150キロを超えてくる考えでやっていた。その通りに行っているかなと思います」と手応えを掴んでいた。

 ストレートにこだわって取り組んできた中で、ツーシームを主体とすることに葛藤は「なかったです」とのこと。

 「あともなかったですし、何かを変えないといけないというのが自分の中にもあった。変えることに全然そういうのもないので、今までもそういうことでハマることもありましたし、変えることの新鮮さを感じてやっていました」。

 変化を怖れず、右打者のインコースにツーシームを投げ込み凡打の山を築く投球スタイルで一軍の打者をねじ伏せ、9月10日のオリックス戦では4-1の6回に登板し、1回を無失点に抑えてプロ初ホールドをマークした。「やるべきことをやってチームに貢献したいです」。新たな武器を携えた背番号“33”は、シーズン最終盤、マリーンズ投手陣に欠かせない存在になっていくはずだ。

取材・文=岩下雄太

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この記事を書いたのは

岩下雄太

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