「どこに引退する要素があるのかと思うくらい」球界屈指のスピードスターが魅せたスーパープレーに感嘆
西武の金子侑司が15日、自身の引退試合となったロッテ戦に「1番・左翼」で先発出場。4回には中堅、5回には右翼、6回からは再度左翼の守備に就き、スピードを生かした守備で観客を沸かせた。7回の第4打席では投ゴロで出塁後、苦楽を共にした盟友・源田壮亮の第3号2ランで本塁に生還。最終打席は遊直に倒れるも、終始笑顔でプレーを続けた。
金子はプロ通算12年間で225盗塁・2度の盗塁王('16,'19)に輝いた球界屈指のスピードスター。衰えを見せぬプレーの数々に15日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』でも称賛の声が相次いだ。
岩本勉氏が「プロ野球生活の中で、今日が初めてくらい楽しく野球に取り組めたのではないか。そういうふうに映った」とこの日の金子の姿について語ると、坂口智隆氏も「やっぱりユニフォーム姿がかっこいい」と頷いた。
館山昌平氏は8回のスライディングキャッチを取り上げて「どこに引退する要素があるのかと思うくらい、本当に動けていた。本人の中でいろいろあったと思うが、やっぱりグラウンドをこうやってすごいスピードで駆け抜けていく金子はかっこいい」と絶賛した。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』