今季最多11Kの奪三振ショー
シカゴ・カブスの今永昇太投手(30)が現地時間16日のアスレチックス戦に先発登板。6回2失点の投球で今季14勝目の権利を持って降板した。
今永は初回、試合開始の第1球で先頭打者ウィルソンに三塁打を浴び、一死一、三塁とピンチを背負いながらも無失点の立ち上がり。先制直後の2回表は、一死から安打を許すも、8番ネビンを見逃し三振に仕留め、このアウトで今季の規定投球回に到達。9番スチュエマンを左直とし、この回も無失点で終えた。
大量6点リードの3回裏、先頭ウィルソンに四球を与え、2番ルーカーに38号2ランを浴びるも、後続から三者連続三振。再び援護を受けた4回以降は毎回走者を出しながらも、毎回の11奪三振で今季最多を更新。7回表からブルペン陣にバトンを託し、勝利投手の権利を持ってマウンドを降りた。
この試合の今永は6回99球を投げて5安打、3四球、11奪三振、2失点という投球。MLB1年目での規定投球回到達は昨季の千賀滉大(メッツ)に次いで日本人8人目の快挙となった。