○　パドレス　3－1　アストロズ　●
＜現地時間9月16日　ペトコ・パーク＞

　サンディエゴ・パドレスがアメリカン・リーグ西地区首位アストロズとのカード初戦を制して4連勝。先発したダルビッシュ有投手（38）は6回無失点で今季6勝目を挙げた。

　復帰3戦目のダルビッシュは打たせて取る投球を披露。初回三者凡退のスタートを切ると、先制点の援護を貰った2回以降も凡打を重ね、三塁を踏ませない好投。2点リードの5回表には、二死一、二塁で1安打のアルテューベを迎えたが、内角のシンカーで遊ゴロに打ち取ってピンチ脱出。わずか79球で6回を投げ切り、復帰後2連勝を果たした。

　パドレスは初回、二死からジュリクソン・プロファー、マニー・マチャドの連続二塁打で1点を先制。3回裏にジャクソン・メリルの24号ソロ、8回裏にはプロファーの23号ソロで追加点を挙げた。最終回を守護神ロベルト・スアレスが締めて今季33セーブ目をマーク。残り11試合で地区首位ドジャースまで3.5ゲーム差となっている。

　この試合のダルビッシュは6回79球を投げて3安打、2四球、3奪三振、無失点という投球。今季14試合目を終えて6勝3敗、防御率3.21という成績。日米通算202勝目をマークし、野茂英雄氏を抜いて歴代単独2位に浮上。黒田博樹氏の持つ最多記録に王手をかけている。