昨季本塁打王のヤクルト・村上(中央)(C)Kyodo News

● DeNA 3 - 4 ヤクルト ○
<25回戦・横浜>

 ヤクルトは3点を追う7回二死から一挙4得点。大逆転勝利で連敗を「3」で止めた。

 ヤクルト打線はDeNA先発・東の前に、2回以降毎イニング走者は出すものの6回まで無得点。それでも3点を追う7回、二死から最多安打のタイトルを狙う1番・長岡が中前打で出塁すると、続く西川は左翼線を破る二塁打を放ち二、三塁の好機を作った。

 ここでリーグ打率トップの3番・サンタナが、右前2点適時打を放ち1点差。なおも二死一塁で本塁打と打点ランキングでトップを走る4番・村上が、2戦連発となる32号2ランを右翼席へ運び一気に4-3と試合をひっくり返した。

 長岡は5打数3安打で今季の安打数を154本とし、現在リーグ最多安打(156安打)の阪神・近本と2本差。サンタナは5打数1安打2打点で打率は.315に下がったものの、リーグ2位(.310)のDeNA・オースティンとは5厘差のまま。村上は32本塁打&83打点とし、いずれもリーグ2位(26本塁打&78打点)の巨人・岡本和との差を広げた。

 ヤクルトは打撃タイトルを狙う面々が集中打を見せ、二死からの4連打でDeNA先発・東を攻略。投げては2番手で3者凡退の好リリーフを見せた育成出身の丸山が、4年目にしてうれしいプロ初白星を手にした。

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ベースボールキング編集部

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