ニュース 2024.09.25. 13:55

大谷翔平、94年ぶり球団新記録のシーズン95長打で先制点演出も ドジャースはまさかの三重殺で逆転負け

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7試合連続安打を記録した大谷翔平
● ドジャース 2-4 パドレス ○
<現地時間9月24日 ドジャー・スタジアム>

 ロサンゼルス・ドジャースが同地区2位パドレスに逆転負け。大谷翔平選手(30)は「1番・指名打者」でフル出場し、1930年にベーブ・ハーマンがマークした球団記録を94年ぶりに更新するシーズン95本目の長打を放った。

 パドレス先発は今季12勝の右腕キング。初回の第1打席は内角高めへの初球フォーシームを振り抜くと、打球速度110.4マイル(約177.8キロ)の痛烈な打球がワンバウンドで右翼スタンドへ。エンタイトル二塁打でチャンスを作ると、続くムーキー・ベッツは遊ゴロに打ち取られるも、遊撃手ボガーツが一塁フェンスを越える悪送球。この間に大谷が先制のホームへ生還した。

 逆転を許して迎えた2回裏、二死一、二塁での第2打席は四球を選ぶも、ベッツが空振り三振に倒れ無得点。3点を追う5回裏の第3打席はカウント2-1から内角低めのスライダーを左前へ運んだが、左翼手プロファーのダイビングキャッチで安打を阻まれた。

 7回裏の第4打席は4番手左腕スコットと対戦。フォーシーム2球で追い込まれ、最後は内角高めボールゾーンへのフォーシームに手を出して空振り三振。過去7打数無安打と苦手にしている相手に三球三振を喫した。

 ドジャースは3点ビハインドで迎えた9回裏、パドレス守護神スアレスからキケ・ヘルナンデスの適時打で1点を返し、なおも無死一、二塁の好機を作るも、9番ミゲル・ロハスの三ゴロがトリプルプレーとなるまさかの幕切れ。地区首位攻防3連戦の初戦を落とし、その差が2ゲームに縮まった。

 この試合の大谷は3打数1安打、1四球、1三振という内容。7試合連続安打をマークしたが、7試合ぶりに本塁打、盗塁ともに無し。今季成績は打率.301、53本塁打、55盗塁、OPS1.024となっている。

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