キャリア初の地区優勝へ
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間26日のパドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場。第4打席で勝ち越しの適時打を放った。
パドレス先発はドジャース戦7連敗中の右腕マスグローブ。初回の第1打席はカウント1-2から高めボールゾーンのフォーシームをセンター方向へ弾き返すも、二塁ベース寄りに守っていた遊撃手の正面への遊ゴロ。3回裏の第2打席はカウント0-2から外角ボールゾーンのカーブを引っ掛け、一ゴロに倒れた。
2点を追う6回裏、先頭打者として迎えた第3打席はカウント1-1から真ん中付近に入ったカーブを捉え、一二塁間を破る右前安打。その後二死の間に三塁へ進んだが、テオスカー・ヘルナンデスが空振り三振に倒れ、無得点に終わった。
ドジャースは7回裏、ウィル・スミスの20号2ランで同点に追いつき、なおも一死一、二塁の好機で大谷が4度目の打席入り。過去8打数無安打の2番手左腕スコットに対し、カウント1-0から外角高めのスライダーを引っ張ると、しぶとく一二塁間を抜けてライト前へ。勝ち越しの二塁走者キケ・ヘルナンデスが生還し、逆転に成功した。