ファーム日本選手権に向け「我々は宮崎で必ず優勝してくるという意気込みを持って行きたい」
昨日ファーム優勝を決めたベイスターズ。今シーズンの最終戦を横須賀スタジアムで行い、逆転勝利で有終の美を飾った。
先発の小園健太は初回に失点したものの、3回を最少失点でまとめると、京山将弥、濱口遥大、髙田琢登、三浦銀二、マルティネス、三嶋一輝が1イニングずつのリレーを披露。打っては5回に勝又温史の犠牲フライで追いつき、石上泰輝と井上絢登のタイムリーで一気に4点を奪い試合を決めた。
試合後優勝記念のペナントとトロフィーが青山道夫監督に贈られ、外野スタンドまで開放した多くのファンから多くの歓声が送られた。
優勝のスピーチを行った青山監督は「こんなにたくさんのファンの方々と、一緒に喜びを分かち合えて感謝の気持ちと嬉しい思い出いっぱいです」と第一声。続けて「コーチの人たちとは、今日勝ったら優勝が決まるぞということで、今日は必ず勝とうとゲームに臨みました」と昨日の優勝を決めたゲーム前の意気込みを明かし「優勝した瞬間は、コーチの人たちとハグしました。本当に感謝の気持でいっぱいでした」と振り返った。
また「ファームといえども優勝争いをすることによって、勝つということが非常に大事だなと思いました。勝つということで選手も育っていくんだなと改めて感じました」と実感したと公言した。
ファーム日本選手権に向け「もうここまで来たら、我々は宮崎で必ず優勝してくるという意気込みを持って行きたいと思います」と決意。最後に「ファンの皆様も応援お願いします」と共闘を望み、結びの言葉とした。
42年の時を経てファームに頂点に立った青山ベイスターズ。若き星たちはもう一つ先の上を目指していく。
取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘