2週連続11度目の受賞
現地時間30日、MLB機構が週間MVPを発表。ナショナル・リーグ部門ではロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が2週連続の今季4度目、日本人最多を更新する通算11度目の受賞を果たした。
大谷は23日から29日まで6試合に出場し、25打数13安打の打率.520、1本塁打、7打点、4盗塁、OPS1.371をマーク。打率は全体トップ、OPSはア・リーグ週間MVPのラミレス(ガーディアンズ)に次ぐ全体2位の好成績だった。
26日に行われたパドレスとの首位攻防戦では2試合連続となる決勝適時打を放ち、チームは地区3連覇を達成。翌27日のロッキーズ戦では54号本塁打を含む5打数4安打、4打点を記録。最終的に12試合連続安打、3試合連続盗塁で今季レギュラーシーズンを締め括った。
今季通算では159試合に出場し、打率.310、197安打、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036という成績。MLB史上初の「50-50」を達成し、日本人選手としては松井秀喜氏のシーズン最多打点、イチロー氏のシーズン最多盗塁を更新。2年連続両リーグでの本塁打王、自身初となる打点王の2冠獲得がほぼ確実な状況となっている。