日本人選手初の打撃2冠獲得
現地時間30日、2024年のMLBレギュラーシーズン全日程が終了。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が本塁打、打撃の2部門でナショナル・リーグトップに輝き、日本人選手初の打撃2冠を獲得した。
MLB7年目の大谷は159試合に出場し、打率.310、197安打、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036という成績。本塁打部門では球団最多、日本人最多を更新し、リーグ2位に15本の大差をつけて本塁打王に輝いた。エンゼルス所属の昨季には44本塁打でア・リーグ本塁打王を初獲得しており、両リーグでの獲得は史上4人目。2年連続での両リーグ制覇は史上初の快挙となった。
打点部門では2005年に松井秀喜氏がマークした日本人シーズン最多打点記録を更新。こちらもリーグ2位に18点差と大差をつけ、日本人選手として初の打点王に輝いた。
また、打率部門ではリーグ1位のアラエス(パドレス)にわずか4厘差の2位となり、惜しくも3冠王には届かず。それでも134得点、411塁打、99長打、出塁率.390、長打率.646、OPS1.036の6部門でもリーグトップを記録し、“8冠”で今季レギュラーシーズンを終えた。