リーグMVP候補が打撃タイトルを分け合う
現地時間30日、2024年のMLBレギュラーシーズン全日程が終了。ニューヨーク・ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)が本塁打、打点の2部門でアメリカン・リーグトップに輝き、2年ぶり2度目の打撃2冠。カンザスシティ・ロイヤルズのボビー・ウィットJr.内野手(24)は首位打者と最多安打を獲得した。
9年目のジャッジは158試合に出場し、打率.322、58本塁打、144打点、長打率.701、OPS1.159をマーク。本塁打・打点ともにリーグ2位に大差をつけ、ナ・リーグ2冠の大谷翔平(ドジャース)も上回って全体1位の好成績を残し、MLB20年ぶりに長打率7割超えを記録。26日に行われたオリオールズとの首位攻防戦では5戦連発となる58号本塁打を放ち、チーム2年ぶりの地区優勝に貢献した。
3年目のウィットJr.は打率.332、211安打、32本塁打、109打点、31盗塁、OPS.977という成績。2年連続で「30本塁打-30盗塁」を達成し、遊撃手としての複数回達成はMLB史上初の快挙となった。リーグ最多となる161試合に出場し、うち160試合で遊撃手としてプレー。チームを9年ぶりプレーオフ進出へ導いた。