○ 広島 3 - 1 ヤクルト ●
<25回戦・マツダスタジアム>

 今季限りでの引退を発表した広島の野村祐輔投手(35)が5日、本拠地での今季最終戦で現役ラスト登板。先発で1イニングを無失点に抑え有終の美を飾った。

 2012年のデビュー登板から、NPB記録となる211試合連続での先発登板。先頭の長岡に中前打を許すも続く並木は二ゴロに仕留め、最後は一死二塁で3番・丸山和、4番・村上を連続三振に仕留めた。1イニングを投げ終えると、マウンド付近にチームメートが集まり労いの抱擁。ヤクルト・田口からは花束を贈られた。

 その後はドラフト3位の滝田、同2位の髙と、フレッシュな面々がデビュー戦のマウンドに上がり、計5投手による1失点リレーで今季最終戦に勝利。野村は笑顔で後輩たちを出迎えウイニングボールを受け取った。

 試合後には引退セレモニーが行われ「小さい頃からの夢だったプロ野球選手になれたときの喜びは、今でも鮮明に覚えています。良いとこもありましたが苦しい時が多く、心が折れそうなときは何度もありました。ですが、皆さんの支えがあり、ここまで頑張ってこれたのだと思います。鳥肌が立つほどの力強い歓声は一生忘れません」とファンの後押しに感謝した。

「3度のリーグ優勝を経験できたこと、連続先発登板の記録で名を残せたこと、すばらしい仲間と戦えたこと、温かいファンのみなさまに応援していただいたこと、とても大きな財産となりました。連続先発の記録に名を残せたのは、今まで私に先発を任せてくださった監督のおかげで得られた数字です。今日の最後の試合も先発として投げさせてくださった新井監督、とても心に残る野球人生を終えることができました」と頭を下げた。

「13年間、カープでプレーできたことを誇りに思います。大好きなカープのユニホームを着て野球人生を終えることができて、本当に幸せです。13年間ありがとうございました」とあいさつを締めた背番号19。スピーチの後、堂林に続き母校・広陵高校の中井哲之監督、明大時代の監督・善波達也氏のふたりの恩師が花束を手にサプライズで登場すると、それまで笑顔だった表情が崩れ目を潤ませた。

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ベースボールキング編集部

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