ポストシーズン開幕投手抜擢も5失点
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)が現地時間5日、パドレスとの地区シリーズ第1戦に先発登板。3回5失点の投球でポストシーズン初登板を終えた。
山本は初回、1番アラエスに左前安打で先頭出塁を許すと、2番タティスJr.の打席中に捕逸と暴投で走者アラエスが三進。四球の後、3番プロファーの二ゴロの間に先制点を許した。さらに、マチャドにはカウント1-2から甘く浮いたスプリットを痛打されて2ラン被弾。いきなり3点を失う立ち上がりとなった。
2回表は8番ソラノ、9番ヒガシオカを三ゴロ2つで二死とし、1番アラエスから見逃し三振を奪って三者凡退。直後の2回裏に大谷翔平がポストシーズン初アーチとなる3ラン本塁打を放ち、試合を振り出しに戻した。
ところが3回表、先頭のタティスJr.に二塁打を打たれてピンチを背負った。二死二塁まで漕ぎつけるも、5番メリルに四球を与え、6番ボガーツに左翼線への適時二塁打を浴びて2失点。再びリードを許し、この回限りで降板した。
この試合の山本は3回60球を投げて5安打、2四球、1奪三振、5失点という投球。2点ビハインドの4回表からライアン・ブレイシアが登板した。