ポストシーズン初出場で初本塁打
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が現地時間5日、パドレスとの地区シリーズ第1戦に「1番・指名打者」で先発出場。第2打席で同点の3ラン本塁打を放った。
パドレス先発は今季14勝の右腕シース。3点ビハインドで迎えた初回の第1打席はカウント2-2から高めボールゾーンのフォーシームを打ち上げ、平凡な左飛に倒れた。
そして2回裏、二死一、二塁の好機での第2打席。カウント2-1から真ん中高めのフォーシームを振り抜くと、打った瞬間本塁打を確信し、バットを放り投げた。雄叫びを上げながら放った打球は角度25度、速度111.8マイル(約179.9キロ)の弾丸ライナーで右翼スタンド最前列に着弾。ポストシーズン初アーチとなる3ラン本塁打で試合を振り出しに戻した。
ポストシーズンでの日本人選手の本塁打は2012年のイチロー氏(当時ヤンキース)以来12年ぶり、7人目。初出場での一発は日本人史上初の快挙となった。