優勝決定シリーズ進出を決めたニューヨーク・メッツ

○ メッツ 4-1 フィリーズ ●
<現地時間10月9日 シティ・フィールド>

 ワイルドカード3番手のニューヨーク・メッツが東地区王者フィリーズとの地区シリーズ第4戦に勝利。ワールドシリーズへ勝ち進んだ2015年以来、9年ぶりの優勝決定シリーズ進出を決めた。

 王手をかけて試合に臨んだメッツは初回、一死満塁の先制機を作るも5番ホセ・イグレシアス、6番J.D.マルティネスが連続三振で無得点。2回裏にも無死一、二塁から連続三振を喫して二死となり、2番マーク・ビエントスの安打で再び満塁としたが、3番ブランドン・ニモが一ゴロに終わった。

 3回裏、ピート・アロンソが四球を選んで先頭出塁を果たすも、5番イグレシアスが三振、6番マルティネスは遊ゴロ併殺打に倒れてこの回も無得点。直後の4回表、先発左腕ホセ・キンタナが一死二、三塁とピンチを背負い、三塁手ビエントスの失策の間に先制点を献上した。

 5回裏にも無死一、二塁の好機を作ったが、3番ニモ、4番アロンソが連続三振に倒れるなど決定打が出ず。続く6回表には、キンタナが先頭のハーパーに二塁打を浴びて降板するも、右腕リード・ギャレット、左腕デービッド・ピーターソンの継投でピンチを切り抜けた。

 そして1点を追う6回裏、回跨ぎの2番手右腕ホフマンから一死満塁の絶好機を迎え、1番フランシスコ・リンドアが打席入り。3番手右腕エステベスの4球目フォーシームを振り抜くと、その瞬間メッツファン大熱狂。値千金の逆転グランドスラムを右中間スタンドへ叩き込んだ。

 3番手ピーターソンが回跨ぎで8回表を投げ切り、最終回は守護神エドウィン・ディアスが登板。制球を乱して先頭から連続四球を与えたが、後続を打ち取り、最後は1番シュワバーを今季最速101.1マイル(約162.7キロ)のフォーシームで空振り三振。同地区王者のフィリーズに下剋上を果たした。

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ベースボールキング編集部

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