スタントンが3戦連発の同点2ラン
ニューヨーク・ヤンキースのジャンカルロ・スタントン選手(34)が現地時間19日、ガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦に「4番・指名打者」で先発出場。第3打席で今季ポストシーズン第5号の2ラン本塁打を放った。
15年ぶりのワールドシリーズ進出へ王手をかけているヤンキースは2点を追う6回表、ここまで無失点の先発右腕ビビーから無死一、二塁の好機を作るも、3番アーロン・ジャッジが痛恨の遊ゴロ併殺打。二死三塁となり、続く4番スタントンは2球で追い込まれたが、フルカウントまで粘って甘く入った6球目スライダーを左中間スタンドへ。打った瞬間確信の一発で試合を振り出しに戻した。
敵地クリーブランドに移ってから3試合連続となる一発は打球速度117.5マイル(約189.1キロ)、飛距離446フィート(約136メートル)を記録。ここまでポストシーズン9試合で打率.303、5本塁打、11打点、OPS1.213をマークし、打線を牽引している。