スタントンがリーグ優勝決定シリーズMVP
現地時間19日、東地区王者ニューヨーク・ヤンキースが中地区王者クリーブランド・ガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズを4勝1敗で制し、15年ぶりにアメリカン・リーグ制覇。ジャンカルロ・スタントン選手(34)がシリーズMVPに選出された。
スタントンはシリーズ全5試合に出場し、18打数4安打の打率.222ながら4本塁打、7打点、OPS1.222と長打力を発揮。第5戦では、2点ビハインドの6回表に3戦連発となる同点2ランを放ち、逆転勝利に貢献した。
地区シリーズも合わせて今季ポストシーズン通算で打率.294、5本塁打、11打点、OPS1.179をマーク。キャリア通算でポストシーズン16本塁打を記録し、ベーブ・ルース、アーロン・ジャッジを上回って球団単独4位に浮上。デビュー15年目にして初めてワールドシリーズへの切符を手にした。
ヤンキースは史上最多41度目のリーグ制覇を飾り、松井秀喜氏がシリーズMVPを獲得した2009年以来のワールドシリーズ進出。日本時間26日に開幕を迎えるワールドシリーズでは西地区王者ドジャース、ワイルドカード3番手メッツによるナショナル・リーグ優勝決定シリーズの勝者と対戦する。