野村氏「楽天は投手に行くかと思った、宗山を獲れたのは大きい」と驚きの声も
24日に行われた『プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD』。
楽天は5球団競合の末、ドラフト1位で明治大・宗山塁内野手の交渉権を獲得。宗山は侍ジャパントップチームにも選出された、遊撃手としての高い守備力と優れたバットコントロール力が持ち味。東京六大学のベストナインを3度受賞し、大学日本代表でも活躍した。
24日のフジテレビONE『プロ野球ニュース2024』に出演した真中満氏は、楽天のチーム状況を踏まえ「楽天の二遊間は村林一輝と小深田大翔で、三塁もいろいろ考えているところだと思うので、もし宗山がぴったりはまるようであれば、村林のポジションを変えるなどが考えられる。非常に楽しみ」とコメント。
館山昌平氏は「宗山を引き当てたので、一番良いドラフトになったのでは。村林・小深田と内野手はいっぱいいるが、そこに割って入るだけの期待はされると思う」と述べ「本拠地が人工芝になるので、どんなスケールの大きなプレーが見られるか」と期待を込めた。
2024年の楽天は67勝72敗4分けでパ・リーグ4位に終わり、来季に向けて三木肇氏の一軍監督就任を発表。新体制での宗山への1位指名に、野村弘樹氏は「目玉選手を獲れたのはよかった。楽天は投手に行くかと思ったが、宗山に行って獲れたのは大きい」と高評価を送った。
☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』