●　ヤンキース　2－4　ドジャース　○
＜現地時間10月28日　ヤンキー・スタジアム＞

　ロサンゼルス・ドジャースがヤンキースとのワールドシリーズ第3戦に勝利。シリーズ成績を3勝0敗とし、4年ぶりのワールドシリーズ制覇に王手をかけた。

　本拠地2連勝と勢いに乗るドジャースが3試合続けて先制に成功。初回、先発右腕シュミットから大谷翔平が四球を選んで先頭出塁を果たすと、3番フレディ・フリーマンが3戦連発の右越え2ラン。ブレーブス所属時の2021年を含め、MLB最長記録に並ぶワールドシリーズ5戦連発をマークした。

　序盤から援護を貰った右腕ウォーカー・ビューラーは3回まで無安打の好スタート。4回裏、4番スタントンにこの試合初安打となる二塁打を浴び、一死二塁とピンチを背負ったが、5番チザムJr.の右前へのライナーを右翼手ムーキー・ベッツが好捕。6番ボルペには左前安打を許すも、左翼手テオスカー・ヘルナンデスが好返球で本塁生還を阻止。立て続けの好守備に助けられ、無失点で切り抜けた。

　先発ビューラーが5回無失点と好投を見せ、6回裏は右腕ブラスダー・グラテロル、左腕アレックス・ベシアで2投手で無失点。7回裏も右腕ダニエル・ハドソン、左腕アンソニー・バンダの2投手で繋ぎ、8回裏は右腕ライアン・ブレイシアが2番ソトからの好打順を無失点。最終回には右腕マイケル・コペックが2点を失いながらも逃げ切り、見事3連勝を飾った。