3者連続タイムリーで一挙5得点
ロサンゼルス・ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)、フレディ・フリーマン内野手(35)、テオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が現地時間30日、ヤンキースとのワールドシリーズ第5戦で3者連続タイムリー。5回表に一挙5点を奪い、同点に追いついた。
ドジャースは5点を追う5回表、6番キケ・ヘルナンデスが右前安打で先頭出塁。好投のエース右腕コールからこの試合初安打を放つと、中堅手ジャッジの落球、遊撃手ボルペの悪送球で無死満塁の絶好機を迎えた。その後、連続三振で二死に追い込まれ、2番ベッツは一塁線へのゴロに打ち取られるも、投手コールがベースカバーに入らず内野安打。ヤンキース守備陣のミス連発に乗じて1点を返した。
なおも二死満塁でシリーズ4戦連発と好調の3番フリーマンを迎えると、内角99.5マイル(約160.1キロ)のフォーシームを弾き返してセンター前への2点適時打。ワールドシリーズ新記録となる12打点目をマークした。さらに、4番テオスカー・ヘルナンデスが中越えの適時二塁打で続き、同点の一塁走者フリーマンが本塁生還。一挙5得点のビッグイニングを作り、試合を振り出しに戻した。
直後の5回裏、5番手左腕アレックス・ベシアが二死満塁のピンチを背負ったが、1番トーレスを右飛に打ち取って無失点。5対5の同点で試合を折り返した。