ヤンキースとの再契約が報じられたゲリット・コール

◆ エース右腕コールがヤンキース残留へ

 現地時間4日、ニューヨーク・ヤンキースのゲリット・コール投手(34)が2028年までの残留に合意したと米複数メディアが報道。同3日にコールのオプトアウト権行使が報じられたが、結果的にFA市場へ出ることはなかった。

 コールは2019年オフに9年3億2400万ドルの大型契約でヤンキースに加入。契約5年目、2024年シーズン終了後に以降の契約を破棄できるオプトアウト権が付いており、コールが同権理を行使した場合、球団側は当初の契約に1年3600万ドルを追加すれば同権利を無効とすることが可能だった。

 ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは、10年目の契約延長に抵抗があったとしながら、球団とコール陣営の双方がヤンキース残留を望んでいたことを説明。オプトアウト権行使に伴う契約延長の条項は適用されず、4年総額1億4400万ドルの現行契約で残留が決まった。また、現時点で2029年以降の契約延長に関する交渉は行われていないと明かした。

 コールは2011年のドラフトで全体1位指名を受けてパイレーツに入団。2013年にMLBデビューを果たし、3年連続でシーズン2桁勝利を達成した。2018年からアストロズにトレード移籍すると、2年間で35勝をマーク。2019年には20勝5敗、212回1/3を投げて防御率2.50、326奪三振とキャリアハイの成績を残したものの、同年最多21勝を挙げたチームメイトのジャスティン・バーランダーにサイ・ヤング賞を譲った。

 2020年からヤンキースでプレーし、5シーズン合計で59勝をマーク。昨季は33先発で15勝4敗、209回を投げて防御率2.63、222奪三振を記録し、自身初のサイ・ヤング賞に輝いた。今季は右肘の負傷により開幕に出遅れ、レギュラーシーズンで8勝5敗、防御率3.41という成績に終わるも、ポストシーズンでは5先発で1勝0敗、防御率2.17と投手陣を牽引。15年ぶりのアメリカン・リーグ制覇に貢献した。

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ベースボールキング編集部

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