ロッテの秋季練習が8日、ZOZOマリンスタジアムで行われた。
この秋季練習ではチームとして打撃練習でセンターから逆方向を意識して行っているが、愛斗は3日のライブBPでは「バッティング練習でやっているので、ライブBPでやってみたという感じですね」と、秋季練習に参加している韓国ロッテのサウスポー・チョン・ヒョンスからライト前に安打性の当たりを放った。
愛斗は「もともとそっち(センターから逆方向の打撃)が得意。(移籍)1年目の今季は引っ張った方が強い打球が打てますし、そっちに向いてしまったので、それ(逆方向に打つ)をする勇気が出なかった」と明かす。
今季を踏まえて、「来年レギュラー取るために自分のできることを増やしていったほうが絶対にいいと思う。右方向に長打をもともと打てるので、それを伸ばしていこうかなと」と宣言。
自主トレは「浅村さんのところに行くんですけど、いろんな先輩、年下も来るのでアドバイスをもらいながら一からじゃないけど、今やっていることを肉付けしながら」と、右方向に強い打球を打つ楽天・浅村栄斗らと行う予定。
話を秋季練習に戻すと、「全体練習がこれで終わりですけど、僕はここから帰るのが17時とか18時まで1人でトレーニングとかやっています」と、室内でウエイトトレーニングや有酸素運動を毎日取り組んでいる。来季、レギュラーを掴むため、自身を追い込んでいる。
愛斗と同じ97年世代の植田将太は、「悔しいシーズンに終わりました」と、今季は一軍出場なし。
今季を迎えるにあたって、打撃、スローイングを変えて挑んだが、「なかなかうまくはいかなかったんですけど、また今新しく色々取り組んでいます」とのこと。具体的には、「バッティングの構えの部分だったり、タイミングの取り方、今年1年間でなかなか打席数が少ない中で、一発でピッチャーのタイミングを合わせることができなかった。タイミングの取り方を意識してやっています」とのことだ。
オフは「バッティングとキャッチャーのすべてのキャッチング、ブロッキング、全てのレベルアップするしかないと思います」と決意を述べた。
7日からZOZOマリンスタジアムの秋季練習に参加している育成の髙野光海は、プロ1年目の今季は「怪我して離脱するのが長かったので、そこは勿体無いなという感じでした」と、ファームで9試合に出場して、打率.190、1本塁打、4打点の成績だった。
プロ1年目を終えて、「スイングスピード、打球速度はまあまあ良い感じだったので、そこは良かったと思います。通用しないと思ったのは走ったり、守備というところですかね」と話した。
この秋は「センターから逆方向というのを意識してやっています」とチームで取り組んでいることを徹底し、来季は「しっかり試合に出て結果を出して支配下登録していただけるというのが目標。そこをしっかりやっていきたいと思います」と意気込んだ。
同じく7日から秋季練習に参加している育成ルーキーの藤田和樹は、プロ1年目の今季、ファームで39試合に出場して、打率.209、7打点。みやざきフェニックスリーグでは10月10日の斗山戦で本塁打を含む2安打、10月27日の阪神戦では4安打をマークした。
フェニックス・リーグで打てたことは来年に繋がっていきそうなのかーー。「フェニックスはピッチャーのレベルもシーズンと比べると落ちますし、そこではしっかり打っていないといけないという感じだったので自分の中では。もうちょっと率も欲しかったですし、ホームランも2、3本打てないといけなかったのかなと思ったので、自分の中では良くなかった。もっと高いレベルでやっていけるようにやっていきます」。
4月3日に取材した時には体重が87キロで、90キロを目標にしていたが、現在は91キロと目標をクリア。「飛距離も出ていますし、強い打球も以前より打てていると思うので、良い方向に出ていると思います」。
体づくりに関しては、「将来的には体重増やして、筋肉量を増やしてやっていきたいですけど、今はちょっとまだ増やしすぎると怪我のリスクもありますし、徐々にという感じですね」と明かした。
取材・文=岩下雄太
この秋季練習ではチームとして打撃練習でセンターから逆方向を意識して行っているが、愛斗は3日のライブBPでは「バッティング練習でやっているので、ライブBPでやってみたという感じですね」と、秋季練習に参加している韓国ロッテのサウスポー・チョン・ヒョンスからライト前に安打性の当たりを放った。
愛斗は「もともとそっち(センターから逆方向の打撃)が得意。(移籍)1年目の今季は引っ張った方が強い打球が打てますし、そっちに向いてしまったので、それ(逆方向に打つ)をする勇気が出なかった」と明かす。
今季を踏まえて、「来年レギュラー取るために自分のできることを増やしていったほうが絶対にいいと思う。右方向に長打をもともと打てるので、それを伸ばしていこうかなと」と宣言。
自主トレは「浅村さんのところに行くんですけど、いろんな先輩、年下も来るのでアドバイスをもらいながら一からじゃないけど、今やっていることを肉付けしながら」と、右方向に強い打球を打つ楽天・浅村栄斗らと行う予定。
話を秋季練習に戻すと、「全体練習がこれで終わりですけど、僕はここから帰るのが17時とか18時まで1人でトレーニングとかやっています」と、室内でウエイトトレーニングや有酸素運動を毎日取り組んでいる。来季、レギュラーを掴むため、自身を追い込んでいる。
植田「悔しいシーズンに終わりました」
愛斗と同じ97年世代の植田将太は、「悔しいシーズンに終わりました」と、今季は一軍出場なし。
今季を迎えるにあたって、打撃、スローイングを変えて挑んだが、「なかなかうまくはいかなかったんですけど、また今新しく色々取り組んでいます」とのこと。具体的には、「バッティングの構えの部分だったり、タイミングの取り方、今年1年間でなかなか打席数が少ない中で、一発でピッチャーのタイミングを合わせることができなかった。タイミングの取り方を意識してやっています」とのことだ。
オフは「バッティングとキャッチャーのすべてのキャッチング、ブロッキング、全てのレベルアップするしかないと思います」と決意を述べた。
髙野光海「センターから逆方向というのを」
7日からZOZOマリンスタジアムの秋季練習に参加している育成の髙野光海は、プロ1年目の今季は「怪我して離脱するのが長かったので、そこは勿体無いなという感じでした」と、ファームで9試合に出場して、打率.190、1本塁打、4打点の成績だった。
プロ1年目を終えて、「スイングスピード、打球速度はまあまあ良い感じだったので、そこは良かったと思います。通用しないと思ったのは走ったり、守備というところですかね」と話した。
この秋は「センターから逆方向というのを意識してやっています」とチームで取り組んでいることを徹底し、来季は「しっかり試合に出て結果を出して支配下登録していただけるというのが目標。そこをしっかりやっていきたいと思います」と意気込んだ。
藤田「もっと高いレベルでやっていけるように」
同じく7日から秋季練習に参加している育成ルーキーの藤田和樹は、プロ1年目の今季、ファームで39試合に出場して、打率.209、7打点。みやざきフェニックスリーグでは10月10日の斗山戦で本塁打を含む2安打、10月27日の阪神戦では4安打をマークした。
フェニックス・リーグで打てたことは来年に繋がっていきそうなのかーー。「フェニックスはピッチャーのレベルもシーズンと比べると落ちますし、そこではしっかり打っていないといけないという感じだったので自分の中では。もうちょっと率も欲しかったですし、ホームランも2、3本打てないといけなかったのかなと思ったので、自分の中では良くなかった。もっと高いレベルでやっていけるようにやっていきます」。
4月3日に取材した時には体重が87キロで、90キロを目標にしていたが、現在は91キロと目標をクリア。「飛距離も出ていますし、強い打球も以前より打てていると思うので、良い方向に出ていると思います」。
体づくりに関しては、「将来的には体重増やして、筋肉量を増やしてやっていきたいですけど、今はちょっとまだ増やしすぎると怪我のリスクもありますし、徐々にという感じですね」と明かした。
取材・文=岩下雄太