MLB史上2人目の両リーグ受賞なるか
現地時間11日、MLB機構がナショナル・リーグMVPの最終候補者を発表。ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が選出された。
ドジャース移籍1年目の大谷は159試合に出場し、打率.310、197安打、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036という成績。本塁打、打点の2部門で日本人選手最多を更新し、リーグ2冠を獲得した。さらに、MLB史上6人目の「40本塁打-40盗塁」のみならず、前人未到の「50本塁打-50盗塁」を達成。自身初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。
エンゼルス時代を含め、MVPの最終候補に選出されるのは4年連続。2021年、2023年にはアメリカン・リーグでMVPを獲得しており、今季も受賞となれば2年連続3度目。両リーグでの受賞はフランク・ロビンソン(1961年レッズ、1966年オリオールズ)以来、MLB史上2人目の快挙となる。
他の最終候補にはメッツの遊撃手フランシスコ・リンドア、ダイヤモンドバックスの二塁手ケテル・マルテが選出。受賞者は同21日(日本時間22日)に発表される。