4年連続ファーストチーム入りは史上初
現地時間14日、MLB機構が2024年シーズンの「オールMLBチーム」を発表。ファーストチームの指名打者部門でロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手(30)が選出された。
ドジャース移籍1年目の大谷は159試合に出場し、打率.310、197安打、54本塁打、130打点、59盗塁、OPS1.036という成績。本塁打、打点の2部門で日本人選手最多を更新し、リーグ2冠を獲得した。さらに、MLB史上6人目の「40本塁打-40盗塁」のみならず、前人未到の「50本塁打-50盗塁」を達成。自身初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。
「オールMLBチーム」はリーグの区別なく今季活躍した選手をファーストチーム、セカンドチームとして選出するもので、2019年に新設。大谷はエンゼルス時代の2021年に指名打者でファーストチーム、先発投手でセカンドチームに初選出。翌2022年は指名打者でセカンドチーム、先発投手でファーストチームに入り、昨季は史上初めて投打の両部門でファーストチームに選出。今季が4年連続4度目の選出となった。
さらに、シーズン最も傑出した打者を選ぶ「ハンク・アーロン賞」、最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」もダブル受賞。エンゼルス時代を含めて「ハンク・アーロン賞」は2年連続2度目、「エドガー・マルティネス賞」は4年連続4度目となった。
「オールMLB」ファーストチームのポジション別選出者は以下の通り。
【ファーストチーム】
<先発投手>
クリス・セール(ブレーブス)
タリック・スクーバル(タイガース)
ポール・スキーンズ(パイレーツ)
ザック・ウィーラー(フィリーズ)
コービン・バーンズ(オリオールズ)
<救援投手>
エマニュエル・クラセ(ガーディアンズ)
ライアン・ヘルズリー(カーディナルス)
<捕手>
ウィリアム・コントレラス(ブリュワーズ)
<一塁手>
ブラディミール・ゲレーロJr.(ブルージェイズ)
<二塁手>
ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス)
<三塁手>
ホセ・ラミレス(ガーディアンズ)
<遊撃手>
ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ)
<外野手>
ムーキー・ベッツ(ドジャース)
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
フアン・ソト(ヤンキース)
<指名打者>
大谷翔平(ドジャース)