ソフトバンク・風間球打 (C)Kyodo News

 2021年のドラフトでプロ入りした高卒組の投手が苦戦している。

 ソフトバンクをドラフト1位でプロ入りした風間球打は、背番号『1』を与えられ大きな期待を受けて入団したが、プロ入り3年間で一軍登板がなく、今季はファームで6試合・5回を投げて、防御率5.40。シーズンオフに戦力外通告を受け、来季から育成選手に契約が切り替わった。

 風間、小園健太(DeNA)とともに“高校BIG3”と言われていた21年ドラフト1位・森木大智は1年目の22年に2試合に先発したが、23年と24年は一軍登板がなく、今季はファームで21試合に登板して防御率11.32。来季から育成選手としてプレーすることが18日に発表された。

 同年ロッテにドラフト3位で入団した秋山正雲はオープン戦で一軍の実戦に登板したが、3年間で一軍登板がなく、ファームでは30試合に登板して防御率6.12。シーズンオフに戦力外通告を受け、来季から育成選手となった。

 さらに開幕前にトミー・ジョン手術を受けた21年ドラフト4位で巨人に入団した石田隼人は自由契約、今季は春季キャンプをA班で迎え、練習試合、オープン戦合計7イニング無失点に抑えていたが、3月にトミー・ジョン手術を受けた深沢鳳介は来季は育成選手として再出発を図る。

 21年ドラフトでプロ入りした高卒組では、ドラフト1位の日本ハム・達孝太も10月3日のロッテ戦でプロ初勝利を挙げたが、この世代は支配下組よりも育成でプロ入りした投手の活躍が光るのも特徴。

 育成ドラフト1位でプロ入りした日本ハムの福島蓮が今季支配下選手登録を掴み、6月2日のDeNA戦でプロ初勝利、同じく育成ドラフト3位でプロ入りし今季途中に支配下選手となった日本ハム・柳川大晟が1勝、8セーブ、西武の育成ドラフト3位で入団した菅井信也も今季支配下選手となり7月15日のオリックス戦でプロ初勝利を挙げた。

 現状では育成から支配下となった選手たちが目立っているが、支配下選手たちの奮起にも期待したい。

この記事を書いたのは

岩下雄太

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