侍ジャパンの井端弘和監督が20日、21日から東京ドームで行われる『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』のスーパーラウンドに向けて意気込みを口にした。

　侍ジャパンは、オープニングラウンドを5勝0敗でスーパーラウンド進出を決めた。21日から東京ドームでスーパーラウンドが始まる。初戦の対戦相手となるアメリカ戦に向けて井端監督は「私自身も非常に気持ちが昂ってきていますし、選手の動きを見て一段と動きが良かった。選手の方も気持ちが入ってきているのかなと感じましたので、明日はいい試合をしたいと思います」と意気込んだ。

　打線のキーマンについては「キーになる選手というのは打線も繋がってきって得点してきたというところで全員」と話し、「決勝ラウンドも変わらずやってくれればと思いますし、ホームランは2本と4チームの中で少ないので、選手もわかっていると思いますので、1番から9番まで繋いでいって得点してくれればいいかなと思います」と打線が繋がって得点を奪いたい考えだ。

　初戦のアメリカ戦で警戒するポイントについて「誰というわけではなく、全員だと思います。スピードもある選手、パワーのある選手、バランスよくいるのかなと思いますので、こっちのミスがないようにするのが大事かなと思います」と話した。

　前回大会では世界一を勝ち取った侍ジャパン。大会連覇に向けて井端監督は「優勝は当然目指していますし、そのため明日の初戦は大事。いい形でいい準備して臨めればいいかなと思います」と静かに闘志を燃やした。

（取材＝ニッポン放送アナウンサー・洗川雄司）