米国のジャイアンツが菅野智之に興味
巨人から海外FA権を行使しMLB移籍を目指している菅野智之投手(35)について、サンフランシスコ・ジャイアンツが興味を示していると現地時間23日、MLBネットワークのジョン・モロシ記者が報じた。
同記者は自身のX(旧ツイッター)にて「巨人と同じ名前のサンフランシスコ・ジャイアンツも菅野を評価している球団の1つだ」と投稿。同19日には、菅野に関心を寄せている球団としてエンゼルスの名も挙げていた。
今季のジャイアンツ先発陣において、オープナー起用を除いて10試合以上の先発登板があった投手は、エース右腕のローガン・ウェブら6名。そのうちジョーダン・ヒックスはシーズン終盤からブルペンに回り、昨季のサイ・ヤング賞左腕ブレーク・スネルは今オフFAに。残りの3投手、カイル・ハリソン、ヘイデン・バードソング、キートン・ウィンはデビュー2年目以内の若手であり、菅野のような経験豊富な先発投手の補強が急務とされている。
菅野は2020年オフにもMLB移籍を目指してポスティングシステムを利用したが、最終的に巨人残留を決断。ジャイアンツはその際にも菅野獲得に興味を示す球団の1つとして現地メディアに報じられていた。