ニュース 2024.11.27. 17:00

カージナルスの正三塁手アレナドにトレード移籍の可能性 ゴールドグラブ賞10度の名手は一塁転向も視野

無断転載禁止
カージナルスの正三塁手ノーラン・アレナド

名三塁手アレナドにトレード移籍の可能性


 セントルイス・カージナルスのノーラン・アレナド内野手(33)について、トレード放出の可能性が浮上しているようだ。現地時間26日、『ジ・アスレチック』のケイティー・ウー記者が報じた。

 2年連続でポストシーズン進出を逃したカージナルスのジョン・モゼリアック編成本部長は、任期最終年となる来季について、若手の育成と総年俸の削減に舵を切ることを明言。今オフに入ってからアレナドのトレード放出を模索し、複数球団が獲得に興味を示していることが報じられていた。

 ウー記者によると、モゼリアック氏は9月下旬にアレナドと面談を行い、放出の可能性について説明。アレナド自身から移籍を要求することはなかったが、トレードの打診については同意を示したとされている。さらに、新チームが必要とする場合、アレナドは三塁から一塁への転向も厭わないという。

 アレナドは2009年のドラフトでプロ入りして以来、三塁手として16年間プレー。2013年にロッキーズでMLBデビューを果たし、同年から10年連続でナショナル・リーグ三塁手部門のゴールドグラブ賞を獲得。マイナー時代を含めても他ポジションの守備に就いたことはない。

 しかし、近年は攻守ともに衰えを見せ、2年続けてゴールドグラブ賞を逃した。打撃面では2015、16年と2年連続で本塁打・打点のリーグ2冠に輝き、短縮シーズンの2020年を除いて、「シーズン30本塁打&100打点」を7年連続で達成。しかし、昨季26本塁打・93打点で記録が途絶えると、今季は16本塁打・71打点と右肩下がりに成績が低下している。

 アレナドはキャリア通算8試合の出場に止まっているポストシーズンでの活躍を予てより熱望。カージナルスとの契約が3年残り、全球団に対するトレード拒否権を有しているが、アレナドが望めば、より競争力の高いチームへ移籍することも可能となる。現地時間12月9日から始まるウィンターミーティングより、本格的なトレード交渉が開始されると見られている。

【PR】「ABEMA」ならドジャース戦、パドレス戦が毎日視聴可能!

ABEMA × MLB

「ABEMA」とは、好きな時間に好きな場所で、話題の動画を楽しめる新しい未来のテレビ。登録不要でドジャース戦を含む様々なコンテンツが無料で視聴できます。ただし、無料配信は一部のため、日本人メジャーリーガーの活躍をすべて観るなら「ABEMAプレミアム」月額960円(税込)への加入がおすすめ。

POINT

① ABEMAプレミアムならすべてのドジャース戦が視聴可能! TV視聴も可能!

追っかけ再生、見逃し配信などうれしい機能が充実!

③ 無料の約3倍の作品が見放題&プレミアム限定作品が毎週追加

ポスト シェア 送る

もっと読む

  • ALL
  • De
  • 西