ドジャースがサイ・ヤング賞2度の左腕スネルを獲得
現地時間26日、ロサンゼルス・ドジャースがFAのブレーク・スネル投手(31)と5年1億8200万ドルで契約合意したと米複数メディアが報道。スネルも自身のインスタグラムにてドジャースのユニフォームを身に纏った画像を投稿した。
スネルは2011年のドラフトでレイズに入団し、2016年にMLBデビュー。2018年には21勝5敗、防御率1.89の成績でアメリカン・リーグのサイ・ヤング賞を獲得。2021年からパドレスに移り、昨季は14勝9敗、リーグトップの防御率2.25を記録してナショナル・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた。
今季3月にジャイアンツと契約を結んだが、開幕までに調整が間に合わず、6先発で0勝3敗、防御率9.51と大きく苦戦。それでも7月に負傷者リストから復帰すると、8月2日のレッズ戦ではノーヒットノーランを達成して移籍後初勝利をマーク。以降14先発では5勝0敗、防御率1.23を復調を見せ、最終的に20先発で5勝3敗、104回を投げて防御率3.12、145奪三振を記録。今季終了後にオプトアウト権を行使し、FAとなっていた。
4年ぶりにワールドシリーズ制覇を果たしたドジャースだが、今季チーム最多11勝の右腕ギャビン・ストーンは右肩手術により来季全休を予定。途中加入のジャック・フラーティもFAを迎え、先発投手の補強が必要視されていた中で実績豊富な左腕スネルが加入。来季から投手復帰の大谷翔平、山本由伸、レイズ時代の同僚タイラー・グラスノーと共に先発ローテーションを形成する。