5年ぶりのポストシーズン進出に向けて投手補強
鈴木誠也、今永昇太の所属するシカゴ・カブスがFAのマシュー・ボイド投手(33)を獲得したと現地時間2日、MLB公式サイトが報道。契約は2年2900万ドルとされている。
ボイドは2015年にブルージェイズでMLBデビュー。その後、タイガースなど10シーズン通算で46勝をマークしている。今季はガーディアンズに加入し、8月に左肘のトミー・ジョン手術から復帰。以降8先発で2勝2敗、防御率2.72という成績だった。ポストシーズンでは3試合で11回2/3を投げてわずか1失点、防御率0.77と活躍を見せた。
今季のカブスはナショナル・リーグ2位の先発防御率3.77を記録。来季の先発ローテーションはエース格のジャスティン・スティール、今季チームトップ15勝を挙げた今永の両左腕を中心とし、今季12勝のジャーメソン・タイロン、新加入のボイドが脇を固める構成。5番手はハビエル・アサドら若手投手が埋めると見られている。