レンジャーズが2番手捕手を補強
現地時間2日、テキサス・レンジャーズがFAのカイル・ヒガシオカ捕手(34)を獲得したことを発表。契約は2年1350万ドルとされ、2027年シーズンは球団と選手の相互オプションとなっている。
日系4世のヒガシオカは2008年のドラフトでヤンキースに入団し、2017年にMLBデビューを果たしてから通算398試合に出場。ヤンキース時代には田中将大、今季はパドレスでダルビッシュ有、松井裕樹とバッテリーを組んだ。
昨季終了後にフアン・ソト、トレント・グリシャムとの2対5トレードにより、マイケル・キングら4投手とともにパドレスへ移籍。今季は84試合で打率.220、キャリア最多の17本塁打、OPS.739を記録し、球団2年ぶりのワイルドカード獲得に貢献。ポストシーズンでは7試合で3本塁打を放つ活躍を収めた。
レンジャーズの正捕手を務めるジョナ・ハイムは昨季オールスターゲーム出場、ゴールドグラブ賞獲得と飛躍を見せ、球団史上初のワールドシリーズ制覇に貢献。しかし、今季は打率.220、13本塁打、OPS.602と打撃不振に陥り、チームは地区3位に終わった。来季も引き続きハイムが正捕手、守備力に定評のあるヒガシオカが2番手として起用されると見られている。