メッツが先発ローテーション再建へ
千賀滉大の所属するニューヨーク・メッツがFAのフランキー・モンタス投手(31)を獲得したと現地時間2日、MLB公式サイトが報道。契約は2年3400万ドルとされ、来季終了後に契約を破棄できるオプトアウト権が含まれている。
ドミニカ共和国出身のモンタスは2015年にホワイトソックスでMLBデビュー。2021年にはアスレチックスで自己最多の13勝をマークするなど、9シーズン通算44勝を記録。メッツが自身6球団目の所属となる。
今季はレッズで開幕投手を務め、7月のトレード期限で同地区ブリュワーズに移って地区2連覇に貢献。2球団通算30先発で7勝11敗、150回2/3を投げて防御率4.84、148奪三振という成績だった。
今季のメッツはワイルドカード3番手に滑り込み、2年ぶりにポストシーズンへ進出。今オフはシーズン2桁勝利をマークしたホセ・キンタナ、ルイス・セベリーノ、ショーン・マナイアの先発3本柱が揃ってFAを迎え、先発ローテーションの補強が急務とされていた。
さらに、『ニューヨーク・ポスト』紙のジョエル・シャーマン記者は同2日、ドジャースからFAとなっている右腕ウォーカー・ビューラーに関心を寄せる球団の1つとしてメッツの名を挙げており、引き続き先発投手の獲得を狙うと見られている。