昨季オフの大谷翔平を上回る史上最高額
現地時間11日、ニューヨーク・メッツがFAのフアン・ソト外野手(26)と契約合意したことを発表。契約は15年総額7億6500万ドルとされ、2029年シーズン終了後に契約を破棄できるオプトアウト権が含まれている。背番号はデビュー時から着けている「22」に決まった。
ドミニカ共和国出身のソトは2018年にナショナルズでMLBデビューを果たし、同年11月にはMLB選抜として日米野球に出場。翌2019年には球団史上初のワールドシリーズ制覇に貢献した。短縮シーズンとなった2020年はリーグトップの打率.351、OPS1.185を記録。2023年にはドミニカ共和国代表としてWBCに出場した。8シーズン通算で打率.285、201本塁打、592打点、出塁率.421、OPS.953をマークしている。
昨季終了後にパドレスからヤンキースにトレード移籍すると、今季157試合で打率.288、41本塁打、109打点、OPS.988と活躍を収め、球団15年ぶりのアメリカン・リーグ制覇に貢献。自身5度目のシルバースラッガー賞を獲得し、アメリカン・リーグのMVP投票では3位に選出された。
今季のメッツは地区3位でワイルドカードを獲得し、2年ぶりにポストシーズンへ進出。1986年以来のワールドシリーズ制覇に向け、大型補強に成功した。