ソフトバンク・山川 (C)Kyodo News

 2020年以降右打者を課題にしていたソフトバンクだったが、その課題をFAで加入した山川穂高が問題を解決した。

 ソフトバンクは19年にはデスパイネがチームトップの36本塁打、次いで松田宣浩が30本、グラシアルも28本と、20本以上本塁打を放った右打者を3人も抱えていたが、松田、デスパイネ、グラシアルの本塁打数が減少した20年以降は、右打者で20本塁打以上放った選手はなく、昨季は右打者のチーム最多本塁打が甲斐拓也の10本塁打だった。“投高打低”のプロ野球界ではあるが、右の長距離砲が不足していた。

 FAで加入した山川は3月29日のオリックスとの開幕戦で移籍後初本塁打を放つと、5月17日の西武戦でシーズン10本塁打、6月は月間本塁打0本も、7月に月間6本塁打、8月8日のロッテ戦でシーズン20本塁打を達成。8月は8日のロッテ戦から12日の楽天戦にかけて4試合連続で本塁打、15日の西武戦では1試合に3本のアーチを描くなど、月間11本塁打と打ちまくった。9月も月間5本塁打と、最終的には34本塁打を放ち、自身4度目の本塁打王のタイトルを獲得した。

 その他、右打者では正木智也が7本塁打、今宮健太が6本塁打、甲斐拓也が5本塁打、海野隆司と廣瀬隆太が2本塁打、嶺井博希、石塚、ダウンズ、ウォーカーが1本塁打だった。長打を打てる打者は柳田悠岐、近藤健介、栗原陵矢と左打者が目立っており、山川の存在感が際立つシーズンとなった。来季以降、山川に続く若手の右の長距離砲が出てくると、さらにチームにとっても良い。

▼ 直近5年の右打者チーム最多本塁打
【2020年】
13本 松田宣浩

【2021年】
14本 松田宣浩

【2022年】
14本 デスパイネ

【2023年】
10本 甲斐拓也

【2024年】
34本 山川穂高

この記事を書いたのは

岩下雄太

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