通算2056安打、362本塁打の名一塁手を調査
セントルイス・カージナルスからFAとなっているポール・ゴールドシュミット内野手(37)について、ニューヨーク・ヤンキースが興味を示しているようだ。現地時間17日、『USAトゥデイ』のボブ・ナイチンゲール記者が報じた。
ヤンキースはアンソニー・リゾが今オフFAを迎え、一塁手の穴埋め補強を模索。同記者によると、メッツからFAのピート・アロンソ、ダイヤモンドバックスからFAのクリスチャン・ウォーカーなど、ゴールドシュミット以外にも複数の選手と接触を図っているという。
また、ヤンキースは同17日、2019年ナ・リーグMVPのコディ・ベリンジャーをカブスからトレード獲得。2017年ナ・リーグMVPのジャンカルロ・スタントン、2022・2024年ア・リーグMVPのアーロン・ジャッジに、2022年ナ・リーグMVPのゴールドシュミットまで加われば、4人のMVP経験者による強力打線が結成される。
ゴールドシュミットは2009年のドラフトでダイヤモンドバックスに入団し、2011年にMLBデビュー。オールスターゲーム出場7度、シルバースラッガー賞5度、ゴールドグラブ賞4度の実績を持ち、アメリカ代表として2017年と2023年のWBCに出場した。2022年にはカージナルスで打率.317、35本塁打、115打点、OPS.981の活躍を収めてMVPを獲得。しかし、14年目の今季は開幕から打撃不振に陥り、154試合で打率.245、22本塁打、65打点、キャリアワーストのOPS.716という成績に終わった。