今季チーム最多勝左腕の引き留めに成功
千賀滉大の所属するニューヨーク・メッツがFAのショーン・マナイア投手(32)との再契約に合意したと現地時間23日、米複数メディアが報道。契約は3年総額7500万ドルとされている。
マナイアは2013年のドラフトでロイヤルズに入団し、2016年にアスレチックスでMLBデビュー。翌2017年から2年連続で12勝を挙げるなど、9シーズン通算77勝をマークしている。2021年オフにFAを迎えてからパドレス、ジャイアンツと渡り歩き、昨季オフに2年2800万ドルの契約でメッツに加入した。
今季はサイ・ヤング賞左腕クリス・セール(ブレーブス)を参考としたフォーム改造が功を奏し、32先発で12勝6敗、181回2/3を投げて防御率3.47、184奪三振を記録。シーズン終了後にオプトアウト権を行使してFAとなっていたが、メッツ残留が決まった。
今オフのメッツはマナイアに加え、ルイス・セベリーノ、ホセ・キンタナと今季2桁勝利をマークした先発3本柱が揃ってFAを迎えていたが、フランキー・モンタス、クレイ・ホームズ、グリフィン・キャニングとFA市場から補強を続け、マナイアの引き留めにも成功。急務とされていた先発ローテーションの立て直しを遂行した。