広島からオリックスへFA移籍した九里亜蓮が25日、入団会見を行った。
九里は「イニングを投げていくことは強くこだわりを持っているので、1イニングでも長く投げたいと思っていますし、来年34歳のシーズンですけど、200イニングを投げるピッチャーが少なくなってきていると思うので、そこは自分の中でしっかりとした目標として持ってやっていきたいと思います。なかなか達成できるものではないと思うんですけど、しっかりそこを目指してやっていきたいと思います」と“200イニング”を目標に掲げた。
九里は13年ドラフト2位で広島に入団。17年から8年連続100イニング以上投げ、昨季はリーグトップの174回1/3を投げた。今季は規定投球回に届かなかったが、131回2/3を投げるなどタフさが武器。
九里が目標に掲げた200イニングは、投手分業制が強くなった現代野球では年々難しくなっている。昨季までオリックスでプレーし21年から3年連続で投手四冠に輝き、無双状態だった山本由伸でも、21年が193回2/3、22年が193回、23年が164回と200イニングに届かなかった。NPBで最後に200イニング投げた投手は、18年に202イニングを投げた菅野智之(巨人)だ。
菅野は同年28試合に登板し、そのうち27試合が先発。5回よりも前にマウンドを降りた登板は1度もなく、完投は10度、完封勝利は8度だった。イニングを投げる上では完投数はもちろんのこと、故障しないことも重要になってくる。
オリックスでは最後に200イニングを投げたのは13年の金子千尋。29試合に登板して、223回1/3を投げた。九里が200イニングを投げれば、球団では12年ぶりの快挙となる。新天地となるオリックスで目標の200イニングを投げることができるか注目だ。
▼ 九里亜蓮の年度別投球回数
14年:83回1/3
15年:16回
16年:80回
17年:116回1/3
18年:120回1/3
19年:118回
20年:130回2/3
21年:149回
22年:140回1/3
23年:174回1/3
24年:131回2/3
九里は「イニングを投げていくことは強くこだわりを持っているので、1イニングでも長く投げたいと思っていますし、来年34歳のシーズンですけど、200イニングを投げるピッチャーが少なくなってきていると思うので、そこは自分の中でしっかりとした目標として持ってやっていきたいと思います。なかなか達成できるものではないと思うんですけど、しっかりそこを目指してやっていきたいと思います」と“200イニング”を目標に掲げた。
九里は13年ドラフト2位で広島に入団。17年から8年連続100イニング以上投げ、昨季はリーグトップの174回1/3を投げた。今季は規定投球回に届かなかったが、131回2/3を投げるなどタフさが武器。
九里が目標に掲げた200イニングは、投手分業制が強くなった現代野球では年々難しくなっている。昨季までオリックスでプレーし21年から3年連続で投手四冠に輝き、無双状態だった山本由伸でも、21年が193回2/3、22年が193回、23年が164回と200イニングに届かなかった。NPBで最後に200イニング投げた投手は、18年に202イニングを投げた菅野智之(巨人)だ。
菅野は同年28試合に登板し、そのうち27試合が先発。5回よりも前にマウンドを降りた登板は1度もなく、完投は10度、完封勝利は8度だった。イニングを投げる上では完投数はもちろんのこと、故障しないことも重要になってくる。
オリックスでは最後に200イニングを投げたのは13年の金子千尋。29試合に登板して、223回1/3を投げた。九里が200イニングを投げれば、球団では12年ぶりの快挙となる。新天地となるオリックスで目標の200イニングを投げることができるか注目だ。
▼ 九里亜蓮の年度別投球回数
14年:83回1/3
15年:16回
16年:80回
17年:116回1/3
18年:120回1/3
19年:118回
20年:130回2/3
21年:149回
22年:140回1/3
23年:174回1/3
24年:131回2/3