ヘルナンデスも自身のインスタグラムで報告
ロサンゼルス・ドジャースがFAのテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)との再契約に合意したと現地時間27日、米複数メディアが報道。契約は3年総額6600万ドルで、2028年シーズンには年俸1500万ドルの球団オプションが付くとされている。
ドミニカ共和国出身のヘルナンデスは2016年にアストロズでMLBデビュー。翌2017年に青木宣親と共にブルージェイズへトレード移籍し、2020年から2年連続でシルバースラッガー賞に輝いた。短縮シーズンの2020年を除き、今季まで6シーズン連続で20本塁打以上を放つなど、9シーズン通算192本塁打をマーク。ドミニカ共和国代表として2015年のプレミア12、2023年のWBCに出場した。
昨季オフに1年契約でドジャースに加入すると、今季154試合で打率.272、キャリア最多の33本塁打、99打点、OPS.840という成績で自身3度目のシルバースラッガー賞を獲得。大谷翔平に次いでチーム2位の本塁打、打点を記録し、球団4年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。7月のオールスターゲームではドジャースの選手として史上初めてホームランダービー優勝を果たした。
今季終了後に再びFAを迎え、球団から1年2105万ドルのクオリファイング・オファーを提示されたが、複数年契約を目指して拒否。一時は交渉難航も報じられていたが、結果的に希望額の契約を手にし、念願のドジャース残留が実現した。