今オフはキャリア初の調停権獲得

　セントルイス・カージナルスとラーズ・ヌートバー外野手（27）が契約合意に至らず、年俸調停へ進むこととなった。現地時間9日、MLB公式のジョン・デントン記者が報じた。

　同記者によると、カージナルスはヌートバーとの複数年契約を目指していたが、折り合いが付かず。今後数週間のうちに行われる公聴会にて球団側、選手側どちらの希望額が妥当であるかを調停人が判断する。カージナルスはヌートバーに加えてブレンダン・ドノバン、アンドレ・パランテとも契約合意に至らなかった。

　ヌートバーは2018年のドラフトで入団し、2021年にMLBデビュー。2023年には侍ジャパンの一員としてWBCに出場し、世界一に貢献。昨季は109試合に出場して打率.244、12本塁打、OPS.759という成績だった。