37歳のベテラン野手が7球団目の新天地へ
現地時間13日、シアトル・マリナーズがFAのドノバン・ソラノ内野手(37)を獲得したことを発表した。契約は1年350万ドルとされ、最大100万ドルの出来高が含まれている。
ソラノは2012年にマーリンズでMLBデビューを飾り、2017年にはコロンビア代表としてWBCに出場。2016年にヤンキースでプレーして以来、2年間MLBから遠ざかるも、2019年にジャイアンツで復帰すると、同年81試合で打率.330をマーク。翌2020年には打率.326、3本塁打、OPS.828の好成績を残し、ナ・リーグ二塁手部門のシルバースラッガー賞を初受賞した。
その後、2022年はレッズ、2023年はツインズと渡り歩き、昨季はパドレスで96試合に出場して打率.286、8本塁打、OPS.760という成績。近年は本職の二塁だけでなく一塁、三塁、指名打者としての出場が多く、2019年の復帰以降では通算打率.294、同OPS.767をマークしている。
昨季のマリナーズは8月半ばまで地区首位に立つ好調な戦いぶりを見せるも、最終的にはアストロズに逆転優勝を許し、2年連続でポストシーズン進出を逃す結果に終わった。現時点で遊撃手のJ.P.クロフォードを除いて内野手のレギュラーが決まっておらず、今オフ最初のFA補強で内野陣の拡充に動いた。