三木監督が5年ぶりに一軍を指揮
楽天は19日、2月1日から始まる春季キャンプのメンバー振り分けを発表した。一軍メンバーにはドラフト1位の宗山塁内野手(21=明治大)ら新人4選手が名を連ね、新外国人のスペンサー・ハワード投手(28)や前ヤクルトのミゲル・ヤフーレ投手(26)ら期待の新戦力も一軍スタートとなった。三木肇監督(47)が5年ぶりに一軍を指揮する新生・楽天。その土台作りとなるキャンプの見どころを探る。
●宗山加入&浅村は再コンバート、どうなる内野陣
昨秋のドラフトで5球団が競合した宗山を獲得。同じポジションには昨シーズン遊撃手として135試合にスタメン出場し、野球日本代表・侍ジャパンのメンバーにも選ばれた村林一輝がおり、火花散る遊撃争いは今キャンプ一番のみどころだ。
また三木監督は、昨シーズン二塁から三塁へコンバートされたばかりの浅村栄斗を、今季は一塁で起用すると明言。空席状態となった三塁争いも注目だ。
●助っ人がフィットし、ケガ人戻れば楽しみなローテに!?
球界全体が“投高打低”の傾向にあった中、昨季のチーム防御率は12球団ワーストの3.73。先発陣は早川隆久と藤井聖が揃って2ケタ勝利を挙げ、ベテランの岸孝之も規定投球回をクリアする好パフォーマンスを見せたものの、彼らに次ぐ4番手以降の投手が安定感を欠き、先発防御率は前年の3.66から昨季は3.81へ悪化した。
新たなローテ候補としてハワードとヤフーレを獲得。昨年のドラ1・古謝樹、先発転向2年目の内星龍、昨季高卒新人ながら一軍デビューを果たした坂井陽翔ら若手の成長にも期待したい。昨年9月に右ひじのクリーニング手術を行った荘司康誠、左肘の炎症により新人合同自主トレはノースロー調整だったドラフト2位・德山一翔(環太平洋大)は二軍スタート。彼らが戦列に戻ればローテ争いはより激しくなる。
●復帰の今野ら新戦力に期待、抑えは則本継続の方針
リリーフ陣も昨季は鈴木翔天と藤平尚真が揃って防御率1点台をマークするなど若手の台頭はあったものの、ビハインドで登板した投手たちが炎上を繰り返すなど2ケタ失点試合が多発。救援防御率も前年の3.27から昨年は3.63に悪化した。
救援経験が豊富な今野龍太と加治屋蓮が加わり、ドラフト3位の中込陽翔(四国IL・徳島)と同4位の江原雅裕(日鉄ステンレス)も即戦力候補。三木監督は引き続き則本昂大を抑えで起用する方針を示しているが、日本代表でも活躍した藤平や鈴木翔がその座を脅かすようなアピールを続ければ、救援陣全体がより強固なものになる。
楽天キャンプの一・二軍メンバーは以下の通り(今後変更の可能性あり)。
【一軍:沖縄金武キャンプ】
<投手=22人>
岸孝之、スペンサー・ハワード、古謝樹、ニック・ターリー、早川隆久、中込陽翔、渡辺翔太、江原雅裕、加治屋蓮、松井友飛、藤平尚真、藤井聖、西垣雅矢、津留﨑大成、坂井陽翔、辛島航、林優樹、今野龍太、内星龍、ミゲル・ヤフーレ、王彦程、西口直人
<捕手=4人>
太田光、安田悠馬、石原彪、水上桂
<内野手=11人>
小深田大翔、宗山塁、浅村栄斗、阿部寿樹、村林一輝、鈴木大地、マイケル・フランコ、黒川史陽、山﨑剛、伊藤裕季也、渡邊佳明
<外野手=6人>
辰己涼介、田中和基、中島大輔、吉納翼、武藤敦貴、小郷裕哉
【二軍:沖縄久米島キャンプ>
<投手=17人>
則本昂大、荘司康誠、小孫竜二、酒居知史、德山一翔、弓削隼人、宋家豪、日當直喜、鈴木翔天、瀧中瞭太、泰勝利、松田啄磨、大内誠弥、柴田大地、宮森智志、古賀康誠、蕭齊
<捕手=3人>
田中貴也、堀内謙伍、江川侑斗
<内野手=10人>
山田遥楓、ワォーターズ璃海ジュミル、入江大樹、青野拓海、小森航大郎、陽柏翔、平良竜哉、辰見鴻之介、永田颯太郎、岸本佑也
<外野手=4人>
岡島豪郎、島内宏明、吉野創士、前田銀治