ニュース 2025.01.21. 06:10

岩瀬仁紀氏・掛布雅之氏が野球殿堂入り 谷繁氏「僕と一緒に挙げてくれた数字」高木氏「殿堂入りが遅すぎる」

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岩瀬仁紀氏(左)と谷繁元信氏(右)(C)KYODO NEWS IMAGES

谷繁氏が「そこだけ少し心残り」と話す理由は?


 野球殿堂博物館は16日、「2025年野球殿堂入り通知式」を開催。岩瀬仁紀氏が競技者表彰委員会・プレーヤー表彰から、掛布雅之氏が競技者表彰委員会・エキスパート表彰から新たに殿堂入りとなったことを発表した。

 岩瀬仁紀氏はNTT東海から1998年ドラフト2位で中日に入団。1年目にリリーフながら2桁勝利をあげるなど活躍し、最優秀中継ぎ投手を3回獲得。2004年から14年まで、11年連続で20セーブ以上をあげ、最多セーブを5回獲得した。通算1002試合登板・407セーブは、現在もプロ野球記録となっている。

 掛布雅之氏は1973年ドラフト6位で阪神に入団。3年目の76年に打率.325で初のベストナインを受賞。79年は48本で初の本塁打王となり、82年には、35本塁打、95打点で本塁打と打点の二冠を獲得。阪神の主軸として活躍し「ミスタータイガース」の愛称で親しまれた。

 20日放送のフジテレビONE『プロ野球ニュース2025』に出演した谷繫元信氏は、現役時代バッテリーを組んだ守護神・岩瀬氏について「僕が中日に行ってから抑えになったが、そこから積み上げた数字が400。最後、節目節目で僕じゃない捕手と組んでいてそこだけ少し心残りだが、でも8割9割くらいは僕と一緒に挙げてくれた数字」と称賛。通算登板数にも「まあでも本当…1000試合ですよ」と驚きの声を上げた。

 さらに掛布氏の殿堂入りに対して、高木豊氏は「殿堂入りが遅すぎる。掛布さんはものすごいインパクトを残してきた選手。もっと早く獲ってもおかしくなかったなという感じがする」と語った。

☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2025』
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