経験豊富なクローザー候補を獲得
現地時間28日、鈴木誠也と今永昇太の所属するシカゴ・カブスがヒューストン・アストロズとのトレード成立を発表。ライアン・プレスリー投手(36)を獲得し、対価としてフアン・ベロ投手(20)を放出した。
プレスリーは2007年のドラフトでレッドソックスに入団し、2013年にツインズでMLBデビュー。2018年途中からアストロズに加入し、同年と2022年のワールドシリーズ制覇に貢献した。オールスターゲームに2度選出され、2023年にはアメリカ代表としてWBCに出場。12シーズン通算623試合に登板して104ホールド、112セーブ、防御率3.27をマークしている。
2021年から3年間で90セーブを挙げていたが、昨季はジョシュ・ヘイダーの加入によりセットアッパーに配置転換。59試合に登板して2勝3敗、25ホールド4セーブ、防御率3.49という成績だった。
カブスはプレスリーを今季終了後まで保有することが可能で、今季年俸1400万ドルのうち850万ドルを負担する。カブスは昨年12月上旬にもアストロズと1対3のトレードを成立させ、元打点王の右翼手カイル・タッカーを獲得。今オフ2度目となるトレードではクローザー候補の補強に成功した。