通算95セーブのベテラン救援右腕を獲得
大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の所属するロサンゼルス・ドジャースがFAのカービー・イェーツ投手(37)を獲得したと現地時間28日、米複数メディアが報じた。契約は1年1300万ドルとされ、登板数により最大100万ドルの出来高が含まれている。
今年3月で38歳になるイェーツは2005年のドラフトでレッドソックスに入団し、2014年にレイズでMLBデビュー。パドレス所属時の2019年には60登板でナ・リーグ最多の41セーブ、防御率1.19という成績を残し、オールスターゲームに初出場。同年オフにはMLB選抜として日米野球に参戦した。
トミー・ジョン手術により2021年を全休するも、翌2022年に復帰を果たし、2023年からは2年連続で60試合以上に登板。昨季はレンジャーズの守護神として61試合に登板し、7勝2敗、33セーブ、防御率1.17の活躍を収め、5年ぶりとなるオールスターゲーム出場を果たした。11シーズン通算422試合に登板して52ホールド95セーブ、防御率3.17をマークしている。
同21日時点で『USAトゥデイ』のボブ・ナイチンゲール記者が基本合意を報じていたが、今回イェーツが身体検査を通過し、正式に契約が結ばれる運びとなったようだ。ドジャースは同23日に左腕タナー・スコットとの4年契約を発表したばかりで、わずか数日のうちにFAリリーフ市場からの追加補強に成功した。